こんなお悩みを抱えていませんか?
- 強く噛むと入れ歯が浮き上がってしまう
- 焼いた肉やイカなどが噛み切れない
- 強く噛むと痛い
- 痛みはないがうまく噛めない
- 舌や頰の内側をよく噛んでしまう
- 「そのうち慣れる」と言われたがずっとうまく噛めない
日頃の入れ歯のお手入れが不十分であったり、身体の免疫力が低下してしまっている状態であったりした場合に、入れ歯に細菌が付着し、そこから歯ぐきに細菌が繁殖し、炎症を起こしてしまうことがあります。
歯ぐきが赤くブヨブヨしてしまったり、出血が多くなったり、いやな臭いがすることもあります。
また、噛み合わせの合わない入れ歯を我慢して使用したことで、歯ぐきに局所的に負担がかかり、炎症を起こしてしまうこともあります。
そうなると、お口が動くたびに、入れ歯が炎症を起こしている歯ぐきに食い込み、圧力がかかるため、強い痛みが出て噛めないことがあります。
この場合は炎症を起こしブヨブヨになってしまった歯ぐきに合わせて入れ歯を作っても改善は望めません。また、歯ぐきの状態によっては、残っている歯を抜く必要が出ることもあります。まずは歯ぐきの状態を診察し、歯ぐきや粘膜の傷や軽度であり、入れ歯自体にも変形や破損など大きな問題がない場合は、入れ歯の合わない・痛い部分を調整、修理し、歯ぐきには塗り薬などを処方する場合があります。
粘膜の傷が重度であったり、入れ歯の形がお口の形と大きく異なる場合は入れ歯を作り直す必要があります。
まずは歯ぐきを健康な状態に戻すために治療用入れ歯を使用します。
治療用入れ歯の歯ぐきにあたる面に、歯ぐきへの負担を緩和する材料を使用し、歯ぐきの治療を行っていきます。それを繰り返し、歯ぐきが健康な状態へ回復してから、最終的な入れ歯の形を決めるための調整を行い、製作します。
歯の中央にはゆるやかな窪みがあります。
通常、入れ歯は上下の歯の凹凸がうまく噛み合うように作られています。しかし、長年の入れ歯の使用や、噛みぐせによる顎のずれによって歯の凹凸がうまくかみ合わず、尖った部分同士がぶつかる噛み合わせになってしまうことがあります。そうなると、噛み合った部分の中央に空間ができてしまい、食べ物をうまく噛み切ることが難しくなってしまいます。また、尖った部分同士がぶつかることで口を動かすたびに、舌や頰の内側の粘膜を挟んでしまいます。
この場合、本来生まれない隙間を作らないよう、噛み合わせを修正する必要があります。
入れ歯の歯の部分を少し削り凹凸が噛み合うように調整していきます。また、何度も噛んでしまった部分が潰瘍になってしまっている場合は、噛んだ時の圧力による痛みを緩和する材料を入れ歯に塗って治療を行うこともあります。
物を噛むために必要な筋肉として、咬筋と側頭筋があります。咬筋は頰の後ろあたりにある筋肉で、食べ物を噛み砕くときなど力が必要なときに働き、側頭筋はこめかみの後ろあたりにある筋肉で、顎を引き上げて口を閉じたり、顎を引いたりする動作に大きく関わります。
この筋肉の力が集まる中心の部分に、入れ歯の歯がしっかりと並べられていることで、噛むための筋肉の力が入れ歯にもしっかりと伝わり噛むことができます。
しかし、歯が中心ではない場所に並べられていない場合は、筋肉の力がうまく伝わらず、お口に上手に力を入れることができなくなってしまうことがあります。
また、合わない入れ歯を使用しており顎の関節に異常があったり、極端に歯ぐきが痩せてしまったりしている場合も、顎にうまく力が入らず噛みにくさを感じることがあります。
この場合は、お口の開き方や筋肉の動きを見ながら、力の伝わりやすい最適な場所に歯を並べ直す必要があります。
また治療用入れ歯を使用して、噛み合わせを調整しながら、左右でバランスよく噛んだり、はっきり話したり、唾液を飲み込んだりするトレーニングを行い、お口の筋肉のリハビリを行うこともあります。
おせんべいやたくあん、ステーキやアワビ…
歯ごたえのあるものを歯が抜ける前のように食べたいですよね。
人はそれぞれ噛み方や噛み癖、噛む力が異なります。
入れ歯でしっかり物が噛める状態にするためには、患者さんの噛み方や力に合った入れ歯を作る必要があります。
ハイライフでは正しい噛み合わせを入れ歯でも実現できるよう、噛み合わせの高さや噛み合う位置などを正確に測定することからスタートします。
入れ歯専門の歯科医院のため、機能面はもちろん、歯の色や形、歯の並びなど、患者さんのご希望も伺いながら進めていきます。
歯茎が痩せてしまっていたり、炎症を起こしていたりする場合は、治療も並行して行い、健康な状態で入れ歯を装着できる状態を一緒に目指します。
ハイライフの入れ歯治療は、初診で約1時間の検査を行いお悩みの原因を把握してから治療に進みます。
現在のお悩みやご要望、お身体の状態などをじっくりお伺いして、お口の状態や、事前に治療が必要になる箇所、お悩みの原因になっている部分などを診察します。
診察結果を元に、治療方法、期間、費用をご説明させていただき、患者さんに十分に検討頂いてご納得されてから治療の開始となります。
初診・検査料:5,000〜10,000円程度