こんなお悩みを抱えていませんか?
- 口を開けた時に入れ歯が落ちてしまう
- 入れ歯と歯茎の間に食べ物が入り込んでしまう
- いつ外れてしまうかが不安で人前で笑うのが怖い
- 入れ歯がシーソーのように前後左右に傾いてしまう
- 食事をしていると入れ歯が前に飛び出てきてしまう
総入れ歯は床と呼ばれるベースの部分が歯ぐきに吸い付くことで安定します。
その面積が大きければ吸い付く部分が多くなるため入れ歯は安定しますが、大きすぎれば唇や頰の動きを邪魔して、逆に外れやすくなってしまったり、苦しさを感じたりしてしまうことがあります。
逆に入れ歯がお口に対して小さすぎる場合は、入れ歯の端から空気が入りやすくなり、入れ歯がお口の中で外れやすくなってしまいます。
部分入れ歯は、残っているご自身の歯にバネをかけて装着します。
総入れ歯と比較すると安定はしやすくなりますが、バネの締め付けが強すぎるとご自身の歯に負担がかかり、痛みを感じたり歯の寿命を早める原因となったりすることがあります。
筋肉の動きが大きい場所、頬や粘膜とぶつかる場所など、入れ歯の安定に重要となるポイントを複数に渡り確認しながら、また部分入れ歯の場合は残っている周りの歯の健康状態も見ながら、入れ歯の大きさや形を決定する必要があります。
また、入れ歯を製作したあとは、実際に装着していただき、お話する際にぶつかってしまっている場所はないか、口を開けても落ちないかなどを確認しながら細かく調整を行って完成になります。
歯ぐきは加齢と共にだんだん痩せていきます。
そのため、入れ歯を作った時から時間が経過すると入れ歯は歯ぐきの形に合わなくなってきてしまうことがあります。
また、合わない入れ歯を使用していたり、噛み締めや食いしばり、歯ぎしりでも歯ぐきに強い負担がかかり、痩せてしまうことがあります。
歯ぐきが痩せてしまうと、入れ歯の内面と歯ぐきとの間に隙間ができてしまい、そこから空気が入り込み入れ歯がゆるくなってしまうことがあります。
入れ歯の形状修正で済む場合もありますが、大きく隙間が空いてしまっている場合や、歯ぐきの形が大きく変わってしまっている場合、おかしな噛みぐせがついてしまっている場合などは、入れ歯の作り直しが必要になります。
入れ歯は歯を支えていた歯ぐきで安定させるため、入れ歯を作り直す場合には、変わってしまったお口の形をしっかりと把握するための型取りが非常に重要になります。お口の中の状態や、舌や頬・唇の動きを見ながら正確に型をとり、歯ぐき以外の筋肉で立体的な安定を計ります。
また、隙間が非常に大きい場合は、その部分をやわらかく、歯ぐきへの負担の少ない素材で埋めるようにすることもあります。
入れ歯が出来上がったあとも患者さんの歯ぐきと入れ歯がピッタリと合って機能するように、実際にご使用いただきながらメインテナンスを行います。
良い噛み合わせとは、基本的に上下の歯がしっかり噛み合い、顎を前後左右に自由に動かせる状態です。
物を食べる時にも左右両方の歯を使って噛みますが、手に右利きと左利きがあるように、よく噛む側、噛み癖というものも存在します。噛む回数に左右で大きく差が出てしまい、どちらか一方だけで噛んでいる状態の場合、噛む力が片側に集中し大きく負担がかかってしまいます。その結果、噛む方の筋肉がもう片方に比べて発達してしまい、左右の噛み合わせのバランスが狂ってしまうことがあります。
こうなると、よく噛む方の入れ歯の歯がすり減って高さが変わってしまったり、片方にかかる力によって入れ歯が傾いて浮いてしまうことがあります。
このような場合は噛み癖を直すために治療用の入れ歯を使用します。すり減ってしまう側の歯に少しずつプラスチックを足しながら使用していただき、左右のバランスを矯正して治していきます。その繰り返しで、噛み癖を直しながら入れ歯を適切な高さに戻していきます。
噛み合わせが適切な高さに戻った状態の治療用入れ歯で最終的な入れ歯を作ることで、左右均等に噛める入れ歯を作っていきます。
また、噛み合わせがおかしくなってしまっている場合に、その治療を行うことでお顔の歪みや肩こりなどが解消されることもあります。
入れ歯は乾燥や熱に弱い素材でできています。入院やご旅行などで長期間使用しなかった場合に、そのまま放置して乾燥してしまったり、消毒をしようとして入れ歯に熱湯をかけてしまったりすると、入れ歯がひび割れたり、変形したりしてしまうことがあります。
また、歯ぎしりや噛みしめによって過度な力がかかり、人工の歯が変形してしまうこともあります。
その結果、最初はお口の形に合っていた入れ歯が、合わなくなってしまいお口の中でガタついてしまったり、歯茎に吸い付かず落ちてきてしまうようになります。
こうした場合、小さな変形やひび割れの場合は修理が可能ですが、大きくゆがんでしまっていたり、割れている箇所があったりする場合には、作りなおしが必要になる場合がでてきます。
入れ歯の保管方法や、お手入れの方法など、適切に長くご使用いただけるようにご説明します。また、変形の原因が歯ぎしりや噛みしめによるものであった場合には、夜間の入れ歯装着を控えたり、マウスピースを併用したりするなどの治療も合わせて行うことがあります。
部分入れ歯は、残っているご自身の歯にバネをかけて固定します。
そのバネの締め付けが強い場合は、安定しますがバネをかけたご自身の歯に力がかかり痛みが出たり、歯が弱くなってしまう原因となります。
逆に、締め付けが弱いと、しっかりと入れ歯がお口の中で固定されず、物を食べるときや話すときなど、噛んだ時に入れ歯がグラついてしまいます。
不安定な状態で使用することで、入れ歯が歯ぐきに食い込んでしまい、痛みがでることもあります。
バネに不具合がある場合は、自然に慣れたり合うようになったりすることはないため、必ず調整が必要になります。
残っている周りの歯の状態を確認し、負担がかかりすぎないようにバネの強さを調整します。
またバネがかかる歯が歯周病などで弱っている場合は、その歯の治療も並行して行うことがあります。
人前で入れ歯が落ちてしまったらどうしよう…と考えると、大きな口を開けて笑ったり、たくさんおしゃべりをすることが怖くなってしまいます。
入れ歯のゆるみに対応するためには、患者さんのお口の大きさ、お口の動きに合わせた入れ歯を作ることが大切です。
お口を閉じている時と開けている時だけでもお口の中の形や筋肉の動きは変わります。
ハイライフでは食べる、話す、笑う…といった様々なお口の動きに対応できるよう、入れ歯の大きさや、噛み合わせ、歯の並べ方などを調整していきます。
この調整を精密に行っていくことで、歯茎に「キュッ」と吸い付く外れにくい入れ歯、痛みが少なくしっかりと安定する入れ歯を作ることができます。
入れ歯専門のハイライフだからこそできる細やかな調整と、時間をかけた診療で、大きな口をあけて笑うことのできる生活を取り戻しましょう。
ハイライフの入れ歯治療は、初診で約1時間の検査を行いお悩みの原因を把握してから治療に進みます。
現在のお悩みやご要望、お身体の状態などをじっくりお伺いして、お口の状態や、事前に治療が必要になる箇所、お悩みの原因になっている部分などを診察します。
診察結果を元に、治療方法、期間、費用をご説明させていただき、患者さんに十分に検討頂いてご納得されてから治療の開始となります。
初診・検査料:5,000〜10,000円程度