入れ歯の治療方法と費用
初めての入れ歯は多くの場合、部分的に歯を補う部分入れ歯になると思います。
部分入れ歯の治療方法は、保険と自由診療の2通りあり、両方の治療方法で利点・欠点があります。
保険診療は治療費が圧倒的に安価に抑えられる利点がありますが、使用できる材質に制限があり、ごく一般的な入れ歯の材質以外で製作することはできません。(保険診療の入れ歯1つあたり、自己負担費用で7千円~3万円程度)
また、製作した入れ歯がお口に合わなかった場合に、6ヵ月間は新たに製作することができないといった保険上の制約も存在する為、そのような場合には、期間中調整してご使用頂くか、自由診療で新たに製作されることになります。
自由診療の入れ歯は、保険と異なり入れ歯に使用する材料に制限がない為、使用感や見た目などに利点のある材料を使用して製作することが可能な半面、治療費が高くなります。
材料を選択すれば希望通りになるということではなく、治療を行う歯科医師と技工士の技術レベルによって使用感に差が生じます。
費用は上下いずれか1つで一般的に35~150万円程度となり、入れ歯に使用する材質と歯科医院の技術などによって価格帯が幅広く存在します。