はじめての入れ歯の方へ

永久歯の寿命は、場所によっても異なりますが平均50〜65歳とされています。
また、歯が抜け始める年代は40代で0.9本、50代で2本という調査結果(2016年厚生省歯科疾患調査)が出ています。
歯が抜けてしまったときに、そのまま放置してしまうと、口腔状態が変化して数年後に大掛かりな治療になる可能性がある為、抜けた歯を補う必要があります。
治療方法としては、入れ歯、ブリッジ、インプラントがありますが、ご自身のお口の状態やお身体の健康状態、治療へのご希望と合わせて、1番良い方法を選択することが重要になります。

歯が抜けたまま放置すると起こる12のこと

虫歯や歯周病、事故など、歯を失う原因は様々ですが、歯を抜いた際にそのまま放置してしまうと、お口のなかに悪い影響が進行してしまう可能性が出てきます。

1.噛み合っていた歯が飛び出てくる
歯は噛み合うことでお互い押し合って、正しい位置に留まっています。ところが、抜歯をして噛み合う相手がいなくなってしまうと、正しい位置に留まり続けることができず、歯がどんどん飛び出てきてしまいます。
歯が飛び出てくると、本来なら歯茎の中にあるべき根の部分も露出してしまうため、虫歯になったり知覚過敏の症状が起こったりしやすくなります。
噛み合っていた歯が飛び出てくる
2.隣の歯が倒れこむ
実は、歯は少しずつ自然と動いています。その力を利用して、歯科矯正治療が行われ、歯並びを良くしています。
普段、歯が大きく動かないのは、唇や頬の力、舌の力が作用していたり、隣り合った歯とお互いに支え合ったりしているためです。
ところが、歯と歯の間の歯がなくなってしまうと、できた空間に隣の歯が倒れ込んできます。その結果、咬み合せがおかしくなったり、汚れを取り除くことが難しくなり虫歯や歯周病がひどくなったりする恐れがあります。
隣の歯が倒れこむ
3.咬み合せが悪くなる
歯が無い状態で時間が経ち、噛み合う歯が飛び出てきたり隣り合う歯が倒れこんだりすると、咬み合せが悪くなってしまいます。
4.歯周病や虫歯になりやすくなる
噛み合う歯が飛び出たり隣り合う歯が倒れ込むことで、本来の歯並びではなくなり、歯磨きが難しくなります。
その結果、汚れを取り残しやすくなるため、虫歯になったり部分的に歯周病が進みやすくなったりする恐れがあります。
5.知覚過敏になる
噛み合う歯が飛び出たり隣り合う歯が倒れ込んだりすると、本来なら歯茎の中にあるはずの根の部分が露出しやすくなります。根の部分は刺激を受けると痛みを感じやすいため、知覚過敏が起こりやすくなります。
6.顎関節症になる恐れがある
本来、歯は左右均等にあるので、左右均等に物を噛むことができます。しかし、歯がない状態でいると、噛みやすい方でしか噛まないようになり、咬み合せが変わります。その結果、本来ならば左右の顎で分散出来ていた負担が片側だけにかかるようになるため、顎関節症になる恐れがあります。
7.脳への刺激が少なくなる
噛むことは脳への刺激の1つになることがわかっています。歯がないままでいると、噛みにくくなることで、脳への刺激が少なくなってしまいます。この脳への刺激が少なくなることは、認知機能の低下なども引き起こすことがわかっています。
8.老けた顔つきになる
歯があることで、唇や頬に張りができます。ところが、歯が数本無いままでいると、その部分の唇や頬の張りがなくなるため、老けた顔つきになりやすくなります。
9.頬や唇を噛みやすくなる
歯がないままでいると、その空間に頬や唇が入り込んで噛みやすくなります。その結果、傷ができたり口内炎ができたりします。また、そのような刺激をずっと与え続けていると、最悪の場合、口腔がんを引き起こす恐れがあります。
10.前歯が飛び出すようになる(出っ歯になる)
本来、前歯は食べ物を噛み切る役割があり、普段はぶつかり合うことはありません。また、奥歯は食べ物をすり潰すために噛む面積が大きく、強い力にも対応が可能で、咬み合せの高さを作る1つの要素となります。
ところが、奥歯が無くなり咬み合せの高さを作れなくなると、自然と前歯がぶつかり合うようになります。
すると、本来はぶつかり合わないはずの前歯がお互いの力に負けて外側に傾くようになります。その結果、上の前歯が出っ歯のように飛び出すようになります。
11.発音が悪くなる
前歯が無いままでいると、そこから空気が抜けてしまい、発音が困難になります。
特にサ行、タ行、ナ行、ラ行は、舌を前歯の裏側につけて発音する音なので、影響が出ます。
12.治療が困難になることがある
歯が無いまましばらく放っておいた結果、歯の無いところの治療が困難になることがあります。
これは、噛み合う歯が飛び出たり、隣り合う歯が倒れ込んだりすることで、スペースが足りなくなったり、状態が悪くなったりするためです。
状態が悪くなると、歯が無くなってすぐであれば選べたはずの選択肢が、選べなくなってしまったり、噛み合う歯や隣り合う歯を、多く削らなければならなくなったりします。
 

はじめての入れ歯治療で知っておきたいこと

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入れ歯の治療方法と費用

初めての入れ歯は多くの場合、部分的に歯を補う部分入れ歯になると思います。
部分入れ歯の治療方法は、保険と自由診療の2通りあり、両方の治療方法で利点・欠点があります。
保険診療は治療費が圧倒的に安価に抑えられる利点がありますが、使用できる材質に制限があり、ごく一般的な入れ歯の材質以外で製作することはできません。(保険診療の入れ歯1つあたり、自己負担費用で7千円~3万円程度)

また、製作した入れ歯がお口に合わなかった場合に、6ヵ月間は新たに製作することができないといった保険上の制約も存在する為、そのような場合には、期間中調整してご使用頂くか、自由診療で新たに製作されることになります。

自由診療の入れ歯は、保険と異なり入れ歯に使用する材料に制限がない為、使用感や見た目などに利点のある材料を使用して製作することが可能な半面、治療費が高くなります。
材料を選択すれば希望通りになるということではなく、治療を行う歯科医師と技工士の技術レベルによって使用感に差が生じます。
費用は上下いずれか1つで一般的に35~150万円程度となり、入れ歯に使用する材質と歯科医院の技術などによって価格帯が幅広く存在します。

入れ歯の治療期間と耐久年数

歯を1~数本失ったときの治療の選択肢として、入れ歯・インプラント・ブリッジが挙げられます。

入れ歯の治療期間と耐久年数

治療期間

入れ歯はブリッジと同様程度の治療期間が必要になります。
週に1度のご通院で、2〜3ヶ月程度の治療期間がかかります。(お口の治療期間は除く)
但し総入れ歯の場合、ハイライフでは短期コース(別料金)で最短1日で入れ歯の製作が可能です。
その他、歯が抜けたときの選択肢として1番治療期間が長いもので、約半年以上かかるインプラントが挙げられます。(即日で完成するとされる即日インプラントも、長期間は仮の歯で過ごすことになります)

耐久年数

入れ歯の耐久年数は5〜8年程度になりますが、極端なお口の状態の変化が見受けられない場合は、修理してさらに長く使用することが可能です。
その他の治療としては、ブリッジが7~10年程度、インプラントは10年以上使用することが可能です。
但しインプラントの人工歯の部分は、ブリッジと同様の耐久年数になりますので交換が必要です。
また、インプラントは3~6ヶ月に1度程度の歯科医院での定期的な検診と、ご自身で歯を健康に保つ努力によって完成後の耐久年数に大きく影響が出ます。

入れ歯の治療期間と耐久年数

入れ歯の使用感

初めて入れ歯をつけて生活される時、使用方法や装着感などの機能面でさまざまな不安を感じられるかと思います。
まず多いのが入れ歯をお口に入れたときの違和感です。
人工物をお口に入れることになりますので、特に初めての方は違和感を強く感じることがあります。また、初めての方は歯ぐきの締め付けや話しにくさ、お口の疲労感などを入れ歯の部位によって感じることがありますが、数日間の使用で徐々に緩和されます。
※ハイライフの入れ歯治療で強い症状が消えない場合は担当医へご連絡ください。

入れ歯の使用方法

就寝時はなるべく入れ歯を外して、ご自身の歯を歯磨きされるのと同様に洗浄をして、入れ歯を清潔に保つことと、歯ぐきを休めることが大切です。
通常利用時に、入れ歯は着色や臭いが付きやすいイメージがありますが、インプラントやブリッジも同様です。気になる場合は、ご自身の歯と同じように食後に洗浄をしましょう。

無料初診相談のご案内

ハイライフの入れ歯治療は、初診で約1時間の検査を行いお悩みの原因を把握してから治療に進みます。
現在のお悩みやご要望、お身体の状態などをじっくりお伺いして、お口の状態や、事前に治療が必要になる箇所、お悩みの原因になっている部分などを診察します。
診察結果を元に、治療方法、期間、費用をご説明させていただき、患者さんに十分に検討頂いてご納得されてから治療の開始となります。

  • 現状と今後の予測で診断
    現状と今後の予測で診断
  • オーダーメイドの治療計画をご提案
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  • 治療期間/費用をご説明
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初診料金
無料(〜90分) ※レントゲン/歯周病検査が必要な場合のみ、別途〜¥5,000程度かかります。